
一見当たり前のような事ですが、今の時代はこれが結構難しい。
蔵の麹を守り育み、伝統の製法をきちんと受け継ぎ、味噌を作る。
ただそれだけの事なのに。
難しくなった理由は、速醸法(そくじょうほう)が生まれ、手間をかけなくても簡単にできる安価な味噌が大量に出回るようになり、蔵の麹を生かして作る、時間と手間のかかる元来の味噌が大量生産の波にのまれつつあったからです。
それでも、代々続いてきた味噌と蔵への愛着から、
「手前の味噌を欲しいと言ってくださる方が一人でもいる限り作り続けよう」その一念で、山木は伝統の味噌を作り続けてきました。
その思いと伝統の製法、そして蔵菌から作られる山木の天然醸造味噌は、有難いことに昔ながらのお客様と、割烹や旅館・大型ラーメンチェーン店の方々に支えられ、今までやってこれました。
近年では、伝統の味噌の安全と美味しさが見直されるようになり、喜ばしいことに味噌の価値も高まってきましたが、これからも山木は昔と変わらず、一途に味噌を作り続けていきます。
|